初心者だからこそ注意したい、シューズ選びのポイント

カヤックの楽しさに目覚めたら、道具が欲しくなってきますね。
一番最初にそろえたいのが、カヤック用のシューズ。

実は、カヤックのケガでいちばん多いのが、陸上。
安全にカヤックをするには、まずは足元からなのです。

川沿いは、岩がごろごろしていたり、砂で滑りやすかったりと、足場が悪いところがほとんどです。
そこで滑ったり転んだりしたときに、ケガをします。

なので、脱げやすいビーチサンダルなんて、もってのほか。
靴底がぶ厚いサンダルも、カヤックの中での足の収まりが悪いです。
紐のないスリップオンタイプの靴は、歩くときに靴の中で足がずれたり、沈して泳いだときに流してしまうことがあります。

手持ちのものを利用するなら、靴底の薄い、紐で結ぶスニーカーがおすすめです。
滑りにくい靴を履くだけで、格段に歩きやすく、安全になります。

カヤック用のシューズは、 柔らかいラバーを靴底に使っているので、濡れた岩などにも滑りにくくなっています。
また、カカト部分が補強してあります。
カヤックに乗るポジションは、カカトがボートに強く当たるので擦れやすいためです。

初心者が選ぶなら、ポイントは3つ。
 1 滑りにくい靴底
 2 ボートに合わせる
 3 ハイカット(足首よりも上までの長さ)またはミドルカットのもの

1 滑りにくい靴底
 柔らかい素材でできている、グリップがいい素材のものがおすすめ。
510は、クライミングでも人気の「スパイダーラバー」という、グリップのいい素材を使っています。
アストラルのシューズは、スタッドレスタイヤのように細かい溝が入っています。

2 ボートに合わせる
 瀬遊びもできる小さめタイプのボートなら、靴底が薄くてカカトのゴツくないものがいいです。
 ダウンリバー用の容量が大きいボートに乗る場合は、ある程度靴底が厚くてもだいじょうぶです。状況によってはスポーツサンダルなど、カカトのストラップがついているものでもいいです。
 背の高い人や足首の柔軟性がない人は、靴底が薄めのものをおすすめします。
それだけで、狭いカヤックの中が快適になります。

3 ハイカットもしくはミドルカットのもの
川で泳ぐと、水圧で脱がされてしまいます。
くるぶしよりも上までの高さのものなら、脱げにくいです。高くなるほと履きづらいかわりに、脱げにくくもなります。
履きやすさで選ぶならミドルカット、流されにくさならハイカットがおすすめです。
不思議なもので、脱げた靴は沈んで見つからないことが多いです。水に浮きそうなものなんですけどね。

カヤック用のシューズは、ふたつのタイプがあります。
①プレイボート用と、②ダウンリバー用です。

①プレイボート用は、
瀬遊びなどをする小さめのボートの中でも足の収まりがいいように靴底が薄く、カカトの部分の補強は薄く丸くなっています。
柔らかいラバーを靴底に使っているので、濡れた岩などにも滑りにくくなっています。
カカト部分が補強してあって、カヤックに乗ったポジションで擦れにくく、長持ちします。
靴底が薄いため、長距離を歩くには向きません。

②ダウンリバー用は、
靴底がしっかりしていて、ハイカットのものもあります。
ハイカットのものは捻挫しづらく、強い流れの中でも流されにくいです。

靴底が薄いと、砂利などのでこぼこしたところを歩くときに痛かったりします。
慣れてくればぜんぜん平気になっちゃいますけど。

● いちばんのおすすめは、足を入れやすく比較的脱げづらいミドルカット。
ベルクロなどで締められるタイプなら、失くしづらいです。


ブルーエース/ショートカットシューズ
ミドルカットで靴底が薄いタイプ。
お値段も手頃で、最初の一足にいいです。

● ウエットロングパンツと併用するなら、ハイカットのシューズは重なりができて、保温性が高くなります。

サーフブーツ 寒冷地仕様 ウェットブーツ 3.5mm

● ドライパンツやドライスーツを着るなら、普段履いているものよりもワンサイズ(1cm程度)大きめで選ぶといいです。
ソックスを履いた上にゴワゴワしたドライパンツの生地も収めるので、ピッタリサイズだとかなり窮屈でツライです。

● 川でも使えるこんなタイプもあります。
靴底が滑りにくく、岩場でのグリップがしっかりしています。
柔らかいため、案外ボートの中でのおさまりもいいです。

アストラル Astral メンズ シューズ・靴【Brewer 2.0 Shoe】

● クリーク(源流部)では足場が悪いところを歩くので、足首をホールドするハイカットのしっかりしたものもいいです。

エヌアールエス NRS /atb wetshoe

用途に合わせて選ぶと、パドリングが快適になりますよ!